2007年5月23日水曜日

山月記

で、次です。

【日時】6月3日(月)open18:30start19:00
【場所】新高円寺 STAX FRED
http://sound.jp/staxfred/
http://sound.jp/staxfred/access.html
【出演】梅村裕・薬指サムスエヒロカズヒロちちぼうろ
【料金】
 1、500 +1 drink

梅村が歌うことは決まっていますが、編成は未定です。
いずれにしても、自分の声に焦点をしぼったものにしようと思います。

STAX FREDはこの3月に初めて歌わせてもらいましたが、
音響・場のムードも含め、弾き語りにはこの上ない環境、
その分歌い手の底力が問われてしまうスパルタンな箱です。
(こわいところじゃないです)

おまけに今回はまたちちぼうろと対バン。胸を借りることになりました。
びびりつつ燃えております。

それはさておき、今、中島敦の『山月記』の文庫本を
再読しており、とても面白い。なので、ちょっと音楽に影響があるかもしれません。

毛供養供養



毛供養、無事終了しました。
遅ればせながら、皆さんにお礼と報告です。

共同企画とはいえ、イベントの仕切りのようなことをするのはこれが初めてでした。
私は事務方で、その分演奏以外の部分でテンパってしまいましたが、
ちょっぴり黒字(収益は振る舞いビールとして還元)、時間も予定通り、
音楽の流れや会のムードも良好で、幹事としては大変満足しています。

ご来場の方々、NextSundayの皆さん、出演者の皆さん、
本当にありがとうございました。

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ちちぼうろは見るたびに思うのですが、二人の間合いの妙がどんどん深化している、そしてジョーさんの歌がどんどん自由になっている。今回も強くそう思いました。
静かな気持ちで自分の出番を迎えることができました。

久米さんはピアノ弾き語りのせいだけでもないでしょうが、前回見たときより
変態ぶりと業の深さがキワキワでした。なんなのでしょう。
でも私のゲストヴォーカルは痛恨でした。すみません。いつかリベンジします。

黒毛和牛は初オリジナルをやるときに平野さんの表情がぐっと素になった(ように見えた)のが印象的でした。牧野さんの執念のロッカーぶり、鈴木さんの野獣(♀)のような掛け声もぐっときました。
初々しさとかだけではなく、この人たちは全力で真剣にバンドを楽しんでいる。それが音に出ている。そういうところを私はお慕いしているのだと、あらためて思いました。
とはいえ、私は平野さんのギター教師(通信教育)なので甘やかすわけにはいかんのです。平野さんの演奏と歌に関しては、まあまあだったと言っておきましょう。

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グランドホテルのセットリストは以下の通り。

1 バナナムーン
2 富士山
3 バスタオル
4 喉が渇いている(臼井リードヴォーカル)
5 gone
6 タビスケ

音量バランスや曲間の間合い、歌の粗さ等々、反省点は多々ありますが、当初思い描いたバンドの一体感や勢いは出せたように思います。演奏し歌うことが楽しかったです。
とはいえ、核心となるべきことがなんなのか、それをもっと伝えられるようにするのはどうしたらいいのか、あいまいなことをもっと詰めていかねばと、映像を見返して思いました。

とにかく次もモアベターでまいりりますので、どうか今後ともグランドホテルをよろしくお願いします。